チョン・クニア
プノン・クロムの麓に広がる漁師村に行ってきました。暮らしている人たちは、ほとんどがベトナム人です。上の写真は、去年の11月に丘の中腹から撮ったもので、現在はずっと水位が下がっています。
車を降りて一歩踏み出すと、眩暈がしそうな陽ざしと漁場の濃厚な雰囲気が襲いかかってきます。潮の匂いがない分、むしろ強烈な魚の匂いそのものになぎ倒されそうになりました。
ここはコンポン・プルックの高床式ではなく、筏やドラム缶の上に建てられたフローティングハウスになっているようです。
小舟には魚がぎっしり。豊かな漁場だなと思いました。実際、トンレサップ湖は、世界一生息する魚の種類が多い湖だそうです。
この陽ざしなら、1日で干物ができますね。
ビリアード場がありました。
しっかりヒナを抱いていたお母さん。しかし暑くないんでしょうか?
当地では滅多に見ない長毛犬。しかし、超汚れてましたねぇ。
工事をしていたので、これは何かと聞いてみると、これから学校を作るところだといっていました。この船の上に教室が建てられるのだそうです。現在小学校があるところまでは遠いので、おそらく近辺の子どもたちは学校に行ってないのでしょう。早く完成して、子どもたちの笑顔が見られるようになるといいですね。
凧を揚げる少年。学校ができて、子どもたちの夢も、この凧のように空高く揚がって行く日がやってくるのを祈るばかりです。